現合とは
一般的には、設計、施工図に従って工事する場合において、現地施工で合わせてください。という不思議な指示です。
設計しているのだから、間違いないでしょと思いますが、これが間違いだらけというか会わないことが多い。装置設計においては、装置で寸法が合わないことは、あまりない。(検図、設計がしっかりできていればですが・・)
カバーとか安全柵がよく問題になりますね。装置と建築の寸法違いとか、カバーとカバーの突合せとかで現合になることがおおいです。
工事の現場説明
工事を依頼するときに、図面で指示する場合、ほとんどが指示しきれていないほうが多いので、施工方法を現地にて事前に確認することを言います。
逆に図面の指示ができないことが多いのは、電気の配線工事とかでしょうね。
FORM TOは端子間結線でわかるがルートは明示されない場合が多いです。
新規の工場やFA装置の場合、建築または機械設計のほうで考慮してくれる場合もありますが、割と放置されやすい・・
工事現場で
工事現場で、「現合でお願いします」で逸脱する場合は注意が必要です。
現合が想定内の範疇というのは、難しい部分もありますが・・
①工事の作業内容に明らかにない作業
②工事の作業範疇に明らかにない範囲での作業
③想定外の材料が必要な作業
当たり前で、範囲外の作業を依頼するのは、下請け法にも抵触する可能性があります。
基本的には
基本的には、追加費用請求してもらえばいいのですが。
現合だからとなんでも現場で要求してはいけませんよね。
それでも、お願いする場合は、工事業者さんとのコミュニケーションの取り方も重要ですよね。。
「申し訳ないけど、・・・なのでここも一緒に工事をお願いします。時間超過したら、追加請求していいので・・」とか言えればいいのですが、やって当たり前のように言われると腹が立ちますね!金銭よりも人情ですから、もってもたれての関係でないと続きませんよね。
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