DECO(デコード)関数の使い方

FA応用

DECO関数の使い方の説明

Sデバイスの値でDデバイスの特定位置のビットをONさせる関数ですが、この使い方について説明します。

ステッププログラムでの使い方

ステッププログラムでは、デバイスの数字で状態判断をします。

この場合、よくある記述方法では下記のようにします。

この方式の場合だと使う分だけステップが必要となり、時間もステップ数もかかります。

そこで下記のようにDECO関数を使います。

この1行だけでD1300の数字でM1300からのビットを指定できます。

D1300=0のときは、M1300がオン

D1300=1のときは、M1301がオン

D1300=8のときは、M1308がオンします。

使い方での注意点

[DECO D1300 M1300 Kn]

でKnのn数でビットのONする範囲が決まります。

K4だとビット4分 16個、K8(MAXがK8)で256個分となります。

これ以上使う場合は、数字の直接処理のほうがいいです。

数値を直接扱うステッププログラムの場合

連測動作可能での状態判断を数値比較でステップ処理する参考です。

まとめ

用途に応じて使用方法を検討すればいいですが、DECOは使いやすいのでぜひ使ってみてください。

プログラムの構成は、下記のようにしることでスキャンによる誤動作もなく確実に動作します。

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