工場での部品や予備品管理ってどうされてますか?
保全や設備の更新に追われて、予備品管理してない・・または、壊れると困るから予備品買っておこう・・としますよね。足りないと生産停止、多い場合は在庫金額の圧迫、在庫場所の倉庫費用、本体が廃棄されたのに予備だけある、不良在庫を抱えると結果として生産コストアップになります。更新の予定と必要最低限数の管理等在庫管理することも工場稼働で重要なポイントになります。
そこで、自作のデータベースを紹介します。最初はアクセスのデータベースの検索から始めたシステムですが、ネットワークドライブで管理するまでになりました。部品管理でぜひ参考にしてください。
1.在庫管理システムの目的
1.1.在庫維持費の減少
在庫を維持するのに要する費用(保管、管理費、陳腐化、劣化)を在庫量を圧縮することで減少させる。
1.2.購入間接費の減少
購入に要する人件費、通信費、消耗品などの費用で過剰購入や購入実績調査、価格の調査等に係る費用を減少させる。
1.3.休止損失の減少
部品もちの不備、所在不明、未手配、手配遅れによる生産の停止損失を防止する。
1.4.消費量の減少
消費量は、設備管理の強化によってその目的を果たすことができるが、管理では中古品の再利用、修理、管理により購入費用の減少を図る。
2.在庫管理システムの運用
2.1.在庫管理の範囲
新品、予備品、中古品、消耗品で保全で担当するすべての部品
2.2.管理項目と機能
①見積入力
見積検索と見積もりからの入庫処理
管理番号の発行
②入庫入力
新品の入庫処理
管理番号の発行とラベル印刷
③中古品入力
中古品の入力
中古程度の管理、修理日の管理
管理番号の発行とラベル印刷
④検索機能
在庫検索
全件検索
購入実績検索(2011以前の購入実績のデータ検索のみ)
⑤出庫処理
出庫入力
⑥帳票関係処理
ラベル印刷
在庫一覧用
棚卸用EXCELファイル作成処理
⑦メンテナンス機能
マスタメンテナンス
全データ閲覧修正
参考データアップ
在庫管理システム
ダウンロードしたファイルはCドライブの直下に展開してください。
(または、データベースを再登録してください)
アクセスのバージョンによっては、MSOをインストールする必要がありますが、ダウンロードファイルにDLLファイルもアップしてりますので、テキストファイルの内容でコピーしてください。
まとめ
工場在庫管理は安定とコストのバランスです。参考にしてみてください。
ダウンロードしたデータは参考ファイルですので動作保証するのもではありません。
Microsoftアクセスがインストールされていなくても、Microsoftでアクセス用のランタイムがダウンロードできますので、お試しできると思います。
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