2020年度機械保全技能士電気1級実技の考察

機械保全技能士

機械保全技能士とは、国家資格である技能検定制度の一種で、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会が実施する、機械保全に関する学科及び実技試験に合格した者をいいます。

電気1級の合格率は20%以下となっています。

課題1 PLCにより回路組み立て作業

事前公開資料です。

今回は、仕様1で問題がだされました。

仕様1では、黒ボタンを押したままにするため、操作が難しいと思っていましたが・・

当日指示された仕様を追記します。

今回のポイントですが、

①黄色ランプ表示 オンディレイ機能

②赤ランプ表示 フリッカですが、オン、オフを1サイクルとして、緑ボタンの操作でサイクル停止させます。

今までの試験では、オフディレイと緑ボタンで一斉にリセットが多かったので、注意が必要です。

プログラム作成方法の詳細は別途参照お願いします

課題2 有接点シーケンス回路の点検及び修復作業

試験は課題の1問目で正常と判断したリレーとタイマーを使って、有接点シーケンス回路の点検と修復作業を行います。

2級の試験では、電気回路図がありますが、1級はタイムチャートしか提示されませんので経験と反復練習でスキルアップしないと対応できません。

今回のポイントですが、

技能教本にのっている参考タイムチャートでは、簡単な構成です。

どう難しく考えてもリレー1個とタイマー2個の組み合わせではできることが限られます。

黒→黄ボタンで1個目のリレーを自己保持し、2回目の黒で点灯のタイマー用自己保持リレー2個目を起動し制御します。

最後にリセットでなくタイムアップで完了となります。

まとめ

日本プラントメンテナンス協会になってからは、特に試験が厳しくなっているようですので、しっかりと練習と勉強して望まないと合格できません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました