プログラムの可読性について
プログラムは、言語系でもラダー言語でもコメント、説明がないと見にくいです。
可読性が悪くても、それを理解できる人は理解できるからいいんだと思っていましたが、
複雑な処理が多くなったプログラムでは、後々の改造で苦労することが多くなってきた。
いろんなことを処理して、複雑な処理が多くなるほど、自分で書いたプログラムなのに解読できない・・もちろん、プログラム仕様書を作成して機械構成、電気図面まであればかなり理解できるが、プログラムで特定の処理を探すのは一苦労する
ラダー言語での行コメント、ステートメント
ラダー言語でもその部分が何の処理をしてるか行コメントを記入できるので紹介します。
キーエンスの場合
キーエンスの場合、行コメントで処理内容を記載します。
ブックマークで挿入した場合は、ラダーツリーにブックマークが表示されるのでツリー表示だけでプログラム構成を把握できます
ブックマークが増えていくとこんな感じとなります。
あとからみても何の処理をしているわかります。
三菱の場合
編集>文書作成>ステートメントで記入します。
タイトルを表示するにするとラダーツリーに表示されます。
注意点とまとめ
三菱のシーケンサーのQ,Aシリーズでは、コメントをシーケンサーCPUに送りらないことが多いです。それは、CPUの容量にコメント分も追加になるので、コメントをいれるとより大きなCPUを購入しないといけないことになりコストアップとなります。キーエンスはCPUの容量は変わりません。
行コメントもコメントですので一緒にデータを送らないと・・ですが、元データさえ管理していれば問題なくコメント送らなくてもステートメント表示ができます。ただし、元データなしでCPUから読出しするとステートメントコメントが空なので空白行ができてしまい余計にわかりにくい状態となるので、元データを管理して編集します。
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