PLCデバッグ練習 初級編0

FA基礎

PLCプログラムを扱う上でよくあるトラブル対応を想定して、原因追及と改造を課題として練習できるプログラムがつくれないか?

初心者?を対象に教育資料とできないか?ということで

PLC(シーケンサー)のトラブル対応の練習用プログラムをつくりました。

下記から、データをダウンロードしてください。

シミュレーションするためには、三菱電機 GX Works2とGT Designer3のソフトと最新版のアップデートが必要となりますのでご了承ください。

以下にシミュレーション手順と課題をあげます

開始手順

GXWORKS2でプログラムを開き、シミュレータを起動します。

ユーザー名 user

パスワード password

で開きます。

デバッグ>シミュレーション開始します

シミュレーション開始します

起動したら、PC書込ウィンドウの閉じるをクリックしてシミュレータを実行させます。

GOTのシミュレーションをします

ファイルをGT Designer3で開きます。

ツール>シュミレータ>設定を開いて GX Simulater2を設定します。

これでGX Works2のシミュレータと接続できます。

ツール>シミュレター>接続でシミュレーションを開始します。

運転方法

運転スイッチでCVを運転してください。

CVが運転すると製品が搬送されます。

減速センサで減速し、停止センサで停止します。

何回か繰り返すと製品がオーバーランして落下します。

原因を探してみてください。

プログラムの補足説明

ステートメント表示をするとプログラムの説明が表示されます。

プログラムはMAINで構成しています。SIM側はセキュリティロックしています。

・最初の部分はFOR-NEXTを使ったタイマーを内部Mビットとする変換例です。

タイマービットをそのまま使うことで構いませんが、こういう使い方があることを勉強してください。

・ステートメント表示でタイトルを表示すると設定した部分です。

プログラムツリーに表示したい場合に使います。

自己保持回路は、状態に応じてステップアップしていく回路で構成しています。

取り出しSWでセンサー入力をリセットしています。

・MC-MCR回路です。小規模設備等で出力インターロックする場合に便利な回路です。

MC命令は個人的にはプログラムブロックがたくさんあると逆に使いにくいし、回路が成立しているのに出力しないという症状となるのでお勧めしません。

FENDはCALL、EI割込み処理を使う場合に、END命令前に入れます。

・SIM側で製品の動作を表現したりセンサ信号を入れています。SIM側がセキュリティロックされています。

原因調査結果について

1.何が原因でオーバーランしているか突き止めしてください。

(原因追及するためのプログラムを追記して、原因の特定をしてください。)

2.想定される現象(インバータ制御)の説明をしてください

3.対策プログラムを作成してください。

参考回答は

コメントで回答要望ください。

初級なのでここのブログ見るような方には不要かもしれませんね

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