使えない上司はバグか、できない部下は存在意義あるのか?

バグとの闘い

まえおき

T国の液晶製造工場への搬送装置の納品で、いつものごとくほぼ現地でのテストとデバッグの日々を送っていたころ・・

通信仕様が数種類あり、転職したばかりの私は一番簡単そうな通信仕様を任されました

専属だったせいもあり、順調?に進んで2か月ほどで一段落した

昇格・・出張延長

日本に戻ると

「*君 よくやってくれたね。係長に昇格です」

名刺を受け取り、また出国

あとは調整作業だけかと思っていたら、部下となった**君の案件無理そうだからやってほしいと・・ 

「PC制御部分は現地契約したエンジニアが担当しているので、PLCの部分だけやってくれればいいよ」

これで延長2か月決定・・

※幸いにもこのころは、2週間しか滞在できなかったので、2週間で一時帰国できました

Exchange

2か月たったころには、客先との信頼もできて、動作のご承認をうけて帰国しましょうかと策を考えていました

①部下**君と立場Exchange

するとPLCプログラムできなかった部下**君はハード担当となっていて、設置とIOチェックが終わったので帰国しますと・・まじかやられた できない部下のほうが先に帰国か

②通信仕様がExchange

一通りの通信動作テストが問題なく完了したころに、基板の同時交換動作ができていないと客先より指摘あり

「そんな仕様は通信仕様にない」

客先「この仕様もできないとだめだ。帰国させない」

PCエンジニア「PC制御はその通信仕様できているよ」

「ええ!裏切りもの・・」

客先「同時交換動作Exchangeの確約は議事録にあるよ。ほらみて」

持ってきた議事録には上司のサインがあった

「たまにT国に来て飲み食いして帰る上司がこんなところでサインしやがって(怒)」

③仕事もExchange

追加仕様もExchangeも完了させ(苦労した)年末に帰国

仕事もほぼ完了・・・って

帰国したら、今後は課長に昇格

サインした上司は、別部署に異動

部下**君は、なぜか次の案件で同じ工場に海外出張にでていました

まとめ

使いえない上司も部下も過渡期にはバグでしかない

ただ、部下は余裕があるときに育てることで自分自身が楽できますよね

教育はしっかりとしようと心にきめました

ただ、結果として一番迷惑だったのは、客先でしょうね

申し訳ございません

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