三菱PLCイーサネットユニット⇔キーエンスインクジェットプリンター通信をやってみます。

FA応用

キーエンスのインクジェットプリンターMK-U6000ですが、自動洗浄機能と玉調整も自動でやってくれて便利です。ちょっと高いけど、煩わしさがなくいいです。

複数台使う場合、シリアル通信で印字データを送るのですが、キーエンスPLC通信は簡単なので今回は、三菱PLCのイーサネットユニットでプロトコル支援機能通信をやってみます。

設定方法

イーサネットユニットの設定です。

今回は2台のインクジェットプリンターがあるので通信プロトコルで設定しました。

ポート番号とIPアドレスを合わせます。

ポート番号は、10進と16進表記で間違えないようにしましょう。

通信プロトコル支援機能

これはシリアル通信でもイーサネット通信でもつかえるのでぜひ使ってみてください。

一番いいのは、サムチェック(BCC)の計算もやってくれるところです。

まずは、通信するための設定(プロトコル)をこういう形で設定します。

プロトコル支援機能で通信伝文を作成します。

相手機器の戻り信号が不安な場合もあるので受信サムチェック以降は照合なしとします。そうすると全部受信するので・・一旦受信して判断します。

伝文内容は通信仕様書に記載されているルールで行います。

ヘッダ(STX)+FR(固定データ)+送信内容+BCC(サムチェック)+ETX(エンド)となります

STXから読み始めて、ETXで終了ってことです。

プログラムについて

プログラムは、イーサネット通信なので、ポートのオープン、クローズ処理をきちんとします。データの送受信は、ステッププログラムで状態をわかりやすくします。

送信タイミングでイーサネット通信プロコル支援専用命令を使います。

まとめ

シリアル通信の場合は、回線トレース機能がありますが、イーサネットの場合はないのでプログラムで処理する必要があります。

今回は、印字設定番号の切換くらいの簡単な操作しかないのでこれで十分でした。

また、イーサネット通信の場合、距離も遠くても大丈夫です。

次回、シリアル通信も紹介します。

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