キーエンスPLCのすごいところ 変数プログラム その3 配列

KEYENCE

変数をつかうことでプログラムを簡素化し、デバイスもわかりやすくなくります。

さらに配列を使うともっと便利になります。

配列とは

配列とは

  • 1次元の場合 

配列で100個あれば、1~100まで格納する場所があります。

イメージはこんな感じです。

ローカル変数で設定する場合、配列[#0,#0]と表示します。

変数登録画面で、デバイスの種類と個数を設定します。

1次元なので1,100と設定します。

  • 2次元の場合

2次元の場合は

2次元なので13,5と設定します。

配列[#0,#0]から、配列[#11,#4]までの2次元データが扱えます

  • 3次元の場合

3次元の場合、2次元データがシート分(データ1,2,3)あるよという感じとなります。

配列[#0,#0,#0]から配列[#11,#4,#2]となります。

設定では下記のようになります。

配列はどう使うか?

それで、配列とはどう使うのか・・ですが、

例えば、EXCELでのサンプルのように位置決めデータを複数もって使う場合2次元だと1つ定義するだけで、個数分使うことができます。

niは変数として扱います。ni=K1の場合、データ1の1番目のデータを読み出しするプログラムになります

位置データの場合だと配列[ni,#1,#0]となります。

変数niのほかにnk,nlと3つの変数を使えばどの数値も簡単に扱うことができます。

 

まとめ

配列は、位置決めデータの管理や簡単なデータベースとして品種やレシピ管理としても使えます。

また、通信電文の処理なども配列を使うことで処理が簡単にできるようになります。

VBやVBAの言語系プログラムでは普通に使う機能もPLCでも簡単に使うことができるようになります。

ラダー言語は自己保持回路だけで、0,1の記述だけでわかりやすくなんていう人は乗り遅れる時代になりそうですね。

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