KVCOM+ forEXCEL
KVCOM+ forEXCELはキーエンスのソフトでエクセルとPLC通信をするためのアドインソフトになります。
EXCELは32bit対応でデータ送受信できるデータに制限があり、たくさんのデータの送受信にはむかないとのお話があったので、解決案を作成しました。
考え方
データを全部送信でなく行=レシピデータとして呼び出されたデータを送信します。
どのデータが必要かをPLCで入力して、INDEX関数でデータを読み出します。
作成方法
EXCELでDataシートを作成しここにデータを置きます(参考なので数十個だけです・・
![](https://gorism1010.com/wp-content/uploads/2021/02/image-261.png)
BUFのシートに読出し関数を記述します
INDEX関数だけですけど・・読出しデータはINDEXとした部分です
※DB_ERRORというシートは通信記録のシートとなります。
![](https://gorism1010.com/wp-content/uploads/2021/02/image-262.png)
設定
KVCOMを起動します。
接続先を設定します。今回は、KVシミュレータ―に接続します
![](https://gorism1010.com/wp-content/uploads/2021/02/image-263.png)
参考例 読出しデータ周期1秒
![](https://gorism1010.com/wp-content/uploads/2021/02/image-264.png)
対象セルも一括で登録できます
![](https://gorism1010.com/wp-content/uploads/2021/02/image-265.png)
詳細設定(仮)です。
![](https://gorism1010.com/wp-content/uploads/2021/02/image-266.png)
設定情報はコメントでもみれます
![](https://gorism1010.com/wp-content/uploads/2021/02/image-267.png)
通信開始
![](https://gorism1010.com/wp-content/uploads/2021/02/image-268.png)
KVとのシミュレータ接続の様子です。
![](https://gorism1010.com/wp-content/uploads/2021/02/image-269.png)
まとめ
これを展開してもらうと高価なサーバーを用意しなくてもエクセル上でBIGDATAを扱えます。
サンプルファイル ダウンロード
サンプルファイルをアップします。このファイルでは、通信開始ボタンを設定しています。
VBAで通信開始処理をするようにしてありますが、KV.COM+forEXCELが必要です。SIM側のKVはプログラムは空です。通信先を準備しているだけですのでシミュレータでRUNさせてください。
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