CC-LINK設定方法アナログユニット、シリアル通信を紹介します。
CC-LINKで通信するので、アナログ入出力やシリアル通信機器も近くに設置できるので距離制限とかノイズの心配をせずに設計できるので便利です。
インバータの設定の場合はこちらから
CC-LINK設定表の作成について
CC-LINKの設定は機器管理もあるのでEXCELを使ってやるのもありだと思います。(EXCELで使う場合16進数を使うと便利ですが、標準で表示されない場合はエンジニアリングを有効にしましょう)
わかりにくいのがWr Wwのデバイスです。各局の占有局数によって変わります。基本は4Wordずつとおぼえておくといいです。
※Ver2.0になると使用しないWordは前詰めになる、占有局数と倍数設定も可能で使える幅がおおきくなるが、使用可能デバイス数計算式で演算できないので注意が必要。
アナログユニットの設定方法
アナログ入出力ユニットの設定方法です。三菱電機のリモートユニットの場合[例AJ65SBT-64AD]は設定を登録手順でやるかプログラムで書きます。
登録手順を使う場合
登録手順の場合は図に沿ってやることとIOに許可信号があるのでONします。
登録手順で実施する場合、リモート側の電源投入が後になると反映されない場合があります。プログラムでやると面倒です。
汎用機器を使う場合
汎用機器の場合は、登録手順とか不要で使えます。許可信号もないので立ち上げでもたもたしません。
キーエンスの場合、表面に設定とモニタ表示があるので操作しやすいです。ちょっと価格高い
M-SYSTEMの場合はDIPスイッチで設定変更するものや専用ソフトで変更するものもあります。
コンフィグレーター設定とすると細かい設定も可能です。電源オンオフで再設定も必要ないのでわりと使ってます。
M-SYSTEM、キーエンス両方ともホームページからこの機器の取説へたどり着くのは大変かもしれません。キーエンスはKV-CL20のマスタユニットの取説に含まれています。
シリアル通信ユニット(AJ65BT-R2N)の設定方法
CC-LINKでシリアル通信ができるユニットです。
汎用で受信するだけなら簡単なサンプルプログラムだけで受信可能です。バーコードリーダーとかIDリーダーの読取で使ってました。汎用のIOの数点あるので、読取信号、完了信号も一緒にできるのでFA用の機器操作では活用できる範囲が広いかと思います。
まとめ
CC-LINKを使おうって、フィールドネットワークでは使い勝手がよいので普通に使ってます。実は、CC-LINK協会と三菱電機さんはお友達なので、CC-LINKマスタユニットの三菱の価格は破格のお値段設定となっているようです。インテリユニットの半額から1/4程度のイメージです。
ほかにも、AnywireだとVCTケーブル分岐配線で使えますし、他メーカーではオムロンの場合デバイスネット、キーエンスの場合EthernetIPなどもあります。
使用方法に応じて使ってみるといいでしょう。
雑記
Any**さんは開発当初オ**ンさんの技術者が設立した会社で、出始めにCC-LINKの代わりに使いました。施工は簡単ですが、設定とか電圧降下とか・・諸々苦労したことがありました。数年するとなぜか三菱参加に・・
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